毎日の料理に奮闘中のまいだんです!
今回は「おいしい煮豚の作り方を調理法別に紹介」します。

煮豚美味しいし大好き!脂のトロトロの食感がたまらないだよな~
おいしいよね!煮豚はそのまま食べてもいいしアレンジも効く料理だからよく作る♪






煮豚のチャーハンとか大好き!あとトーストの上に煮豚とマヨかけてトースターで焼いてもおいしい♪
煮豚食べたくなってくるね!
煮豚はいつも鍋で煮て作っているけどほかにも炊飯器や圧力鍋とかいろいろ作り方があるからそれぞれ試してみたい♪



煮豚は鍋で2時間程煮込んで作っているイメージがありますが、時短レシピとしてほかの調理方法でもよく紹介されています。
実際にほかの調理方法で作ってみてそれぞれのいいところを比較していきたいと思います。
「おいしさを重視して時間をかけてもいいからおいしい煮豚」や「時短でさくっと作れる煮豚」などなど料理の幅を利かせるきっかけにもなると思います。
おいしい煮豚の作り方を調理法4選
調理法① 鍋で煮込んで煮豚を作るレシピ
レシピの流れ
- 豚バラブロックの表面に焼き目をつける
- しょうがを薄切りにする
- 鍋に豚バラブロックを入れ調味料・しょうがをいれて30分沸騰しないように煮込む
- アルミホイルでふたをする
- 食べる直前に温める
- できあがり
材料
- 豚バラブロック ・・・ 400g~500g
- しょうが ・・・30g
- 水 ・・・ 500ml
- 料理酒 ・・・ 200ml
- 醤油 ・・・ 200ml
step
1豚バラブロック400g~500g用意する。鍋に入らない大きさのときは切りましょう


煮豚の見た目を良くするレシピ♪
豚バラブロックを煮込むと縮こまって切ったときの大きさよりも小さくなってしまいますので切るときは大きめに切って煮豚の見た目を良くしましょう
step
2サラダ油をひかずにフライパンに豚バラブロックを乗せてから火をつけます。中火で表面に焼き目をつける






煮豚の旨味を閉じ込めるレシピ♪
豚バラブロックの表面を焼き目をつけることで豚肉の旨味を閉じ込めることができます。また焼き目がつくことで見た目もよくなりますよ♪
側面にも焼き目をつけてうまみを閉じ込めましょう。火が強すぎると油がはねたり焦げやすくなりますので中火で焼き目をつけるのがおすすめです。
step
3ステップ2をしている間にしょうが30gを用意する


step
4鍋に豚バラブロック・しょうがを入れて水500ml・料理酒200ml・醤油200mlを入れて約15分沸騰させないように煮込む。豚バラブロックをひっくり返して約15分煮込みます


煮豚の味を濃くさせないレシピ♪
沸騰させないように煮込むのがポイントです。沸騰させてしまうと煮汁が濃縮されて味が徐々に濃くなってしまいます。その状態で煮豚に味をしみこませてしまうと食べた時に醤油の塩味を強く感じてしまいます。沸騰させない程度の温度で煮込むようにしましょう。
煮豚を柔らかくするレシピ♪
豚バラブロックを煮込むときに沸騰する前約80℃でじっくり茹でることで豚バラブロックが高温できゅっとならず柔らかい食感に仕上げることができます
step
5火を止めて冷ます。アルミホイルの落し蓋をして余熱で中までゆっくり火を通して食べる前に温めて出来上がり
煮豚に味がしみこむレシピ♪
火を止めて温度が下がりつつ余熱で火が入っているときに味が染みていきます。アルミホイルで落し蓋をすることで温度が下がっていく速度をゆっくりにして中まで火を通しつつ、しっかり味をしみこませていきます。
煮込みが終わってからすぐ食べるよりも一旦冷まして味をしみこませてから召し上がったほうがおいしくいただけますよ!
レシピのコツ・ポイントおさらい
- 豚バラブロックの両面と側面に焼き目をしっかりつけてうまみを閉じ込めましょう
このときに火力を中火で焼き目を付けましょう。強火でも焼き目をつけることは可能ですが、フライパンが中火に比べて高温になるので油がはねてしまう危険性がありコンロが汚れてしまいます。また焼き目のつけ方が難しくなります。焼き目がつくまでの時間が短くなるので目を離していると焦げていた!なんてことになりかねないので中火で焼き目をつけることをおすすめします。 - 豚バラブロックを煮込むときは沸騰させないようにしましょう
沸騰させてしまうと煮汁が濃縮されて味が濃くなってしまいます。調味料もシンプルで醤油と料理酒なので醤油の味が強くなり塩辛くなります。なので沸騰させずにじっくり煮込むことをおすすめします。 - 煮豚を冷やすときはアルミホイルをかぶせましょう
煮豚に味がしみこむときは温度が下がっていくときにしみこんでいきます。アルミホイルをかぶせて温度が下がっていく速度を遅くします。そうすることで味がしみこむことはもちろんですが、肉質は柔らかいまま中までしっかり火が入っていきます。
調理法② 下茹でして漬け込むレシピ
レシピの流れ
- 豚バラブロックを下茹でする
- 豚バラブロックを流水で洗う
- ジップロックなどのジッパー付き袋に豚バラブロックと漬け汁を入れる
- 1日以上置いておく
- できあがり
材料
- 豚バラブロック ・・・ 400g~500g
- しょうが ・・・30g
- ゆで汁 ・・・ 150ml
- 料理酒 ・・・ 大さじ3
- 醤油 ・・・ 大さじ3
- みりん ・・・ 大さじ1
- しょうがチューブ・・・ 5cm
- ニンニクチューブ・・・ 5cm
step
1豚バラブロックを400g~500g用意する
step
2鍋に豚バラブロックが浸かるまで水を入れて沸騰させる。火を止めてさし水をする。




煮豚を柔らかくするレシピ♪
豚バラブロックを高温で加熱し続けるよりも中温でさらに長時間加熱したほうが煮豚の口当たりが柔らかく仕上がります。
さし水をしてお湯の温度を落としてゆっくり加熱できるようにします。
step
3火をつけて火力をとろ火にする。その状態で30分加熱する。火を止めて30分放置する。




沸騰させないように加熱を続けたいので、とろ火にした状態で30分加熱します。
そこからゆっくり低温~中温で加熱したいので、火を止めて30分放置しましょう。
じっくり豚バラブロックを加熱することでやわかく縮こまりづらい状態で加熱を続けます
step
4ステップ3をしている間にジップロックに豚バラブロック・ゆで汁150ml・料理酒大さじ3・醤油大さじ3・みりん大さじ1・しょうがチューブ5cm・ニンニクチューブ5cmを入れて豚バラブロックが加熱されるまで待つ。




step
5ゆであがった豚バラブロックを取り出して流水でアクなどを洗い落とす
豚バラブロックの臭みを取り除くレシピ♪
豚バラブロックにはアクがついていますのでそれを流水で洗い流して臭みの原因を取り除きましょう。
調理法①の鍋に調味料を入れて煮込むは濃い煮汁で漬け込むので豚バラブロックを洗う作業はできませんが、この調理法は豚バラブロックについたアクを洗い流すことができます。
step
6豚バラブロックの粗熱を取ってから冷蔵庫に入れて1日以上漬け込む


ジップロックは熱々なので粗熱を取ってから冷蔵庫へ入れましょう。
粗熱がある状態で冷蔵庫へ入れると冷蔵庫に入っている食材に悪影響なので粗熱をとってから入れましょう
step
7食べやすい大きさに切ってそのまま食べてもOK!焼き目をつけたり、電子レンジで加熱したりして温めたらできあがり
冷たい状態で切ってラーメンなどに入れてもいいですし、焼き目をつけたり、電子レンジで加熱して温めて食べても脂が溶けておいしく召し上がれます。
煮豚を細切りにして、野菜炒めに入れたりしてもおいしくいただけますよ~♪
レシピのコツ・ポイントおさらい
- 煮豚を下茹でするときは中温で長時間加熱しましょう。
煮豚を入れて下がった温度だと中まで火が通るのに1時間では通らないので気泡が出る温度まで上げます。その状態で30分。火を止めて30分加熱して計1時間加熱しましょう。 - 煮豚の臭みを減らすために豚バラブロックを下茹でした後は流水で洗い流しましょう
ゆであがった豚バラブロックについたアクを洗い流してから漬け込むことで臭みを減らします。
調理法③ 炊飯器でほったらかしレシピ
レシピの流れ
- 豚バラブロックに焼き目をつける
- 炊飯器に煮豚のたれを入れる
- 炊飯器の標準の炊飯ボタンを押す
- 15分ほどしたら煮豚をひっくり返す
- 煮卵を作りたい人はここで入れる
- 炊いたら保温で1時間
- 汁ごとジップロックに入れて冷蔵庫保存
- できあがり
材料
- 豚バラブロック ・・・ 400g
- 長ネギ(青い部分) ・・・ 1本分
- しょうが ・・・ 30g
- 水 ・・・ 150ml
- 醤油 ・・・ 100ml
- みりん ・・・ 50ml
- 料理酒 ・・・ 50ml
- 砂糖 ・・・ 大さじ3
step
1豚バラブロックを400g用意する
step
2フライパンに豚バラブロックを乗せて中火で両面・側面焼き目をつける
step
3ステップ2をしている間に長ネギの青い部分としょうが30gを用意する
煮豚の風味を良くするレシピ♪
長ネギの青い部分と生姜を入れることで煮豚の風味を良くします。
煮豚は脂部分があるので臭みを感じることがありますので香味野菜と一緒に煮こむことで風味を良くします。
step
4炊飯器に長ネギの青い部分・しょうが・水150ml・醤油100ml・みりん50ml・料理酒50ml・砂糖大さじ3を入れる
step
5豚バラブロックを炊飯器に入れて標準の炊飯スイッチON
step
615分経ったら豚バラブロックをひっくり返す。煮卵を作りたい方はここでゆで卵を入れてください
step
7炊きあがったら保温モードにして1時間放置したらできあがり
レシピのコツ・ポイントおさらい
- 長ネギの青い部分と生姜を一緒に煮こむ
煮豚の風味を良くするために香味野菜の長ネギの青い部分と生姜を入れて煮込みましょう
調理法④ 圧力鍋で時短レシピ
レシピの流れ
- 豚バラブロックの表面に焼き目をつける
- 圧力鍋に豚バラブロック・煮豚のたれを入れる
- 加圧して圧が経ったらとろ火にして20分
- 火を止めて20分放置
- 豚バラブロックを取り出して煮豚のたれを味見する
- お好みの濃さまで煮豚のたれを煮詰める
- 煮豚をお好みの大きさに切り分ける
- たれをかける
- できあがり
材料
- 豚バラブロック ・・・ 400g
- しょうゆ ・・・ 大さじ3
- 砂糖 ・・・ 大さじ2
- 料理酒 ・・・ 大さじ2
- 水 ・・・ 200ml
step
1豚バラブロック400gを用意する
step
2フライパンに豚バラブロックを乗せて表面に焼き目をつける
旨味を閉じ込めるレシピ♪
豚バラブロックに焼き目をつけることでうまみを閉じ込める効果があります。
さらに焼き目をつけることで表面の食感と中のトロトロの食感に違いが生まれて口当たりもよくなりますのでおいしくいただけます
step
3圧力鍋に水200ml・しょうゆ大さじ3・砂糖大さじ2・料理酒大さじ2を加える
- しょうゆ ・・・ 大さじ3
- 砂糖 ・・・ 大さじ2
- 料理酒 ・・・ 大さじ2
- 水 ・・・ 200ml
step
4圧力鍋の圧がたったら、とろ火にして15分加熱する。火を止めて20分放置する
お持ちの圧力鍋によって違います
圧力鍋の種類は様々ですのでこのレシピで一度作ってみて、お持ちの圧力鍋で加熱する時間を調整しましょう。
「中まで火が通っていなかったとき」はとろ火時間をプラス5分、放置時間をプラス15分にしましょう
「火が通りすぎてしまったとき」はとろ火時間をマイナス5分、放置時間は変えないで試してみましょう。
ご自分の持っている圧力鍋に合わせて時間を調整しましょう
step
5豚バラブロックを取り出して、煮豚のたれ煮詰めてお好みの味の濃さにする
煮豚のたれの味を調整するレシピ♪
煮豚を取り出して味見をしてみましょう。味が物足りない時は調味料を足さずに煮詰めてみましょう。だんだんとたれにとろみが出てきて味が濃縮されます。
味が濃いと思った時は煮豚にたれをかけるときに少量にするかたれをかけずに召し上がってみましょう。
step
6煮豚を切って煮豚のたれをかけてできあがり
レシピのコツ・ポイントおさらい
- 豚バラブロックに焼き目をつける
焼き目をつけるときは表面全体につけましょう。また火加減はうまみを考えると強火で焼き目を付けたほうがいいですが、油がはねたり焦げやすかったりと難しいので最初は中火で焼き目をつけることをおすすめします。作るのに慣れてきたら強火で焼き目をつけることにチャレンジしてみましょう - レシピ通りの加熱時間で作ってみてあとは加熱時間を調整。お持ちの圧力鍋によって性能が異なります
圧力鍋の性能によって加熱時間が異なります。レシピ通りにやっても火の通っていなかったり火が通りすぎて硬い煮豚に仕上がってしまったりしてしまいますのでレシピ通りに作ってみて加熱時間を調整してみてください。 - 煮豚のたれは味見をして味が物足りなければ煮詰めましょう
圧力鍋は煮汁が煮詰まることがないので味見をしたときに物足りないと感じることが多いです。
そのため、煮詰めて味を濃縮させましょう。たれにとろみができたりして照りが出てきておいしい見た目になります。
調理法の比較
調理法4つの比較をしていきます。
味はどの調理法をしてもおいしくできあがりますが、そのほかでいろいろと違いが出てきますので、実際感じた違いを参考に試してみるレシピを決めてみてください
「時短」・・・調理法④
「手軽さ」・・・調理法②、③
「失敗をしない方法」・・・調理法①
煮豚を調理するときはみなさん時間がかかるとお思いかと思います。
圧力鍋で調理する調理法④では調理時間が「45分」で出来上がります。
他の調理法では余熱で中まで火を通すのに時間がかかり1時間を超えますので時短で煮豚を作りたいときには圧力鍋をおすすめします。
調理の時の手軽さでは調理法②、④になります。
調理の時にほったらかしにできて様子を見ずに完成することができるからです。
調理法①は沸騰しないように火加減をみたり煮豚が浸かっているかみたりと目を離すわけにはいきません。
調理法④は煮豚が出来上がった後に煮豚のたれの仕上げが必要になることがあります。
煮豚を作るときにほったらかしで他のことをしたいと思われる方は「炊飯器で調理」「下茹でして漬け込む」調理法をおすすめします。
失敗したくない方は調理法①をお勧めします。
他の調理法は加熱中に味見をすることが難しいですが調理法①は途中でも味見をしながら出来上がりまでできます。