今回は「恵方巻き」を作りました。
恵方巻きは「節分の日」に食べるという慣習で、2/3に食べるというイメージではないですか? 実は固定の日ではないそうです。
節分の日は「立春」の前日に当たる日、今年の立春は2/3なのでつまり節分の日は2/2となります。
立春の日は中国から伝わった「十二四節気」という四季を24分割した考え方が元になってあり、地球と太陽の位置を国立天文台が調べて決定します。
2/2が節分の日にあたるのは、1897年以来124年ぶりだそうです。
恵方は、その年の干支に基づいて「歳徳神(としとくじん)」のある方向を吉の方向として定めたのもで、「東北東」、「西南西」、「南南西」、「南南東」、「北北西」の4方向のみです。
毎年お店のものを購入していましたが、今年からは自分たちで作ろうということで挑戦しました。
自分で作れば好きな具材を入れられ、自分好みの恵方巻きを作ることができます!
初めて作りましたが、思ったより簡単で大満足でした。
皆さんも作ってみてください!
海鮮巻きにマグロ・サーモン・エビ・大葉・卵焼き、サラダ巻きにツナマヨ・きゅうり・カニカマ・卵焼きをそれぞれ入れて巻きました。
今回は、海鮮巻きの作り方をご紹介します!
レシピの流れ
- 酢飯用のお酢を作る
- 使う量のご飯を温める
- ご飯が温かいうちにお酢を混ぜ合わせる
- 酢飯ができたら乾燥しないように濡れた布巾をかけておく
- 卵焼きを作る
- エビを茹でる
- お刺身、きゅうり、大葉を切る
- ツナマヨを作る
- 巻きすの上にラップ、のりの順で置く
- のりの上に酢飯をなるべく薄くのせる
- 酢飯の上に好きな具材をおいていく
- 巻きすごと巻く
- 少しなじなせたらできあがり!
材料(2本分)
- ご飯 ・・・ 480g(1.5合分)
- お酢 ・・・ 大さじ2
- 砂糖 ・・・ 大さじ1
- 塩 ・・・ 小さじ1.5
- 海苔(大判)・・・ 2枚
- 卵 ・・・ 2個
- 白だし ・・・ 小さじ2
- お刺身 ・・・ お好み
- きゅうり ・・・ 1本
- えび ・・・ 6尾
- 料理酒 ・・・ 小さじ2
- 塩 ・・・ 小さじ1/2
- ツナ ・・・ 1缶
- マヨネーズ ・・・ 大さじ2
- ブラックペッパー ・・・ お好み
- カニカマ ・・・ 6本
レシピ
step
1お酢、砂糖、塩を合わせて酢飯用のお酢を作る

砂糖と塩が溶けるまで混ぜましょう。
メモ
酢飯用のお酢 黄金比
お酢:4 砂糖:2 塩:1
ごはん量別割合
<1合>お酢:20ml 砂糖:10g 塩: 5g
<2合>お酢:40ml 砂糖:20g 塩:10g
<3合>お酢:60ml 砂糖:30g 塩:15g
<4合>お酢:80ml 砂糖:40g 塩:20g
step
2ご飯を使う量温める(炊く)
ご飯は硬めに炊いた方がお酢と混ぜた時にベチャベチャになりにくいです。
1合の炊き上がりは300〜350gです。炊飯前と比べ、約2〜2.3倍の量になります。
step
3ご飯が温かいうちにステップ2のお酢をご飯に少しずつ回し入れ、
切るようにしゃもじで混ぜる

一ヶ所にまとめて入れるのではなく、回し入れるとご飯とお酢が混ざりやすいです。
そして、しゃもじで切るように混ぜるとお米が潰れずベチャベチャになりにくいです。
うちわなどで扇ぐのは水分を飛ばす為なので混ぜあわせてから、ご飯の上下を返すように混ぜながら扇ぎましょう。
step
4混ぜたご飯の乾燥を防ぐために、濡れ布巾をかける

布巾がない場合は、ラップをぴったりかけておくことで代用できます。
step
5具材作り ①卵焼きを作る


焼いた卵焼きは、粗熱が取れるまで置いておき4等分にします。
step
6具材作り ②エビを茹でる

恵方巻き用でエビを真っ直ぐ茹でたいので竹串を使い、頭の方から刺します。
今回は、家にあったストックを使ったので殻むき、背ワタ等の下処理はしてありますが
殻付きの方が茹でた時に身の縮みが小さいのでプリプリに茹であがります。

沸騰したお湯に料理酒小さじ2、塩小さじ1/2を入れエビを約2~3分茹でます。


茹であがったらザルなどにあげて粗熱を取ります。
メモ
温かいうちに竹串を抜いてしまうと、丸まってしまうので粗熱が取れてから竹串を抜きましょう。
step
7具材作り ③お刺身を切る

今回使ったお刺身は、マグロとサーモンです。
マグロは切られたものを使ったので、サーモンもそぎ切りにしました。
メモ
最後の方の細くなってる部分は、包丁をより寝かせて切ると断面が大きくなるため大きさも均等になります。

step
8具材作り ④きゅうりを切る

両端を切り落として横半分に切ります。
それを縦半分に切りさらに半分に切ります。
step
9具材作り ⑤大葉を切る

大葉を洗って水気をキッチンペーパーなどで取ります。

まとめて茎を取り、半分に切ります。
step
10具材作り ⑥ツナマヨを作る


オイル缶、水煮缶どちらでも大丈夫です。水を切ります。
ツナをボウルなどに入れてマヨネーズ大さじ2入れて混ぜます。
味をみながら、お好みでブラックペッパーを入れてください。
step
11巻きす、ラップ、海苔の順番でのせる


巻きすの上にラップを敷き、海苔を縦に置きます。
step
12海苔の上に酢飯をのせる

酢飯は、量が多いと巻きにくいので薄く海苔が少し見えるくらいにしましょう。
海苔の手前1cm、奥3cmほどあけます。
step
13酢飯の上に具材をのせる

中心より少し下に具材を置きます。
手前から形のしっかりしたもの(きゅうりなど)を置きます。
海鮮巻きにはきゅうりのようなしっかりしたものは入れなかったので、そのままのせてあります。
step
14巻きすごと持ち、具材を手で押さえながら一気に巻く


途中で止めてしまったり、最後まできちんと巻かないと
ゆるく巻かれてしまったり、具材が崩れてしまう可能性があります。
step
15一気に巻いたら、そのままぎゅっと押さえる

両手の指を揃えて、手のひら全体で均等な力で握ります。
指の力だけで握ると固くなってしまうので気をつけましょう。
step
16巻きすは取り、ラップのまま少し置き馴染ませる
お好みの大きさに切る

巻いてすぐ切ると崩れてしまうので馴染ませるために少し休ませす。
お好みで好きな大きさに切って出来上がり♪
切らずに丸かじりしてもいいでしょう!
レシピのコツ・ポイントおさらい
- 酢飯用のお酢は黄金比(お酢4:砂糖2:塩1)で作り、温かいご飯に混ぜ合わせる
- エビを真っ直ぐ茹でるために、竹串などで刺したまま茹でる
- 海苔に酢飯をのせる時、手前1cm、奥側2〜3cm開けてのせると巻いた時に酢飯がはみ出しません
- 巻きすごと巻いて両手の平を使って均等に力が加わるように巻きます
- 切った時などに具材が崩れないように、巻きすを外してラップのまましばらく休ませます
そのまま丸かじりする場合も、休ませたほうが食べやすいです