今回は「とり天 サクサク衣にするレシピ」を作りました。
揚げたてのとり天を口に含んだ時のサクッとした食感と鶏肉のジューシーさがたまらない一品です!
鶏もも肉に基本的な調味料とニンニクなどで香りづけとお肉を柔らかくする調味料で揉みこみ漬け込むことでジューシーな仕上がりした鶏肉にしました。やっぱり食べた時のジューシーなやわらかい鶏肉はおいしい♪
天ぷらの衣を作る際の材料を入れる順番を工夫して口当たりの軽い天ぷらの衣にしあげ、それにお酢を加えてサクッと食感をさらに増すレシピになっています。
今回のレシピは鶏もも肉で作っていますが「鶏むね肉」でもおいしく召し上がれますのでぜひお試しください^^
レシピの流れ
- 鶏もも肉を下処理して一口大に切りビニール袋の中に入れる
- 鶏もも肉下味用の調味料を入れる
- 揉みこみんでから漬け込む
- 小麦粉・片栗粉を入れてかき混ぜておく
- 冷水と卵を入れてかき混ぜて泡は取り除いておく
- 卵液に調味料を入れる。ここで卵液を冷やしておくとさらに良し
- バットに鶏もも肉に薄くつける用の小麦粉を用意。フライパンには油を入れておく
- 小麦粉・片栗粉が入った容器に卵液を入れてかき混ぜすぎないように混ぜる
- 鶏もも肉に小麦粉をつけて天ぷらの衣をつけて油の中へ
- 約1分程加熱したらバットに出して余熱で火を入れる
- 油を200℃にしてとり天を入れて色が薄くきつね色になったものから取り出す
- できあがり
材料
- 鶏もも肉 ・・・ 500g
- 鶏もも肉下味用
- ごま油 ・・・ 大さじ1
- 砂糖 ・・・ 大さじ1
- しょうがチューブ ・・・ 3cm
- ニンニクチューブ ・・・ 3cm
- 天ぷらの衣用調味料
- 小麦粉 ・・・ 50g
- 片栗粉 ・・・ 20g
- 卵 ・・・ 1個
- 水 ・・・ 160ml
- 塩 ・・・ 少々
- 料理酒 ・・・ 小さじ1
- 穀物酢 ・・・ 小さじ2
レシピ
step
1鶏もも肉500gの余分な脂肪を取り除き、一口大の大きさに切る



鶏もも肉の口当たりを良くするレシピ♪
鶏もも肉の皮の内側に余分な脂肪がついていることが多いので包丁を当てて滑らして脂肪を取り除きます。
余分な脂肪は加熱すると食感がお肉よりも硬くなりますので食感を良くするために余分な脂肪を取り除くことをお勧めします。脂肪を取り除くのでカロリーを減らすこともできます。
step
2ビニール袋に鶏もも肉下味用調味料(ごま油大さじ1・砂糖大さじ1・しょうがチューブ3cm・ニンニクチューブ3cm)を入れる。一口大に切った鶏もも肉を入れて揉みこんでから約15分漬け込む


鶏もも肉を柔らかくするレシピ♪
鶏もも肉に砂糖をまぶして漬け込むことで鶏もも肉の食感をジューシーにする効果があります。
砂糖には鶏もも肉の保水力を高める効果があります。鶏もも肉が加熱して抜けてしまう水分を減らすことで食べた時にパサパサではなくジューシーな食感に仕上げてくれます。
step
3ステップ2の鶏もも肉を漬け込んでいる間に容器に小麦粉50g・片栗粉20gを入れてあらかじめ混ぜておく


天ぷらの衣を失敗しないためのレシピ♪
小麦粉と片栗粉をあらかじめかき混ぜておくと天ぷらの衣を入れるときにスムーズに作ることができます。
卵液に直接入れると粉の量が多すぎた時に取り返しがつかないので失敗しにくくなります。
step
4卵1個・水160mlを入れてかき混ぜます。泡をお玉などで取り除いてから、塩少々・料理酒小さじ1・お酢小さじ2を入れてさっとかき混ぜておく。


とり天の衣サクサクにするレシピ♪
とり天の衣のサクサクが弱くなってしまう原因は小麦粉・片栗粉に粘りが出てしまうことに原因があります。
お酢にはその粘りを抑えてくれる効果があるのでとり天の衣にお酢を加えることでサクッとした仕上がりになります。
今回はできなかったですが粘りを抑えるには温度も必要です。温度が高いと粘りが出てしまうのでここで卵液を冷蔵庫へ入れて冷やしておくとよりサクッとした仕上がりになります。
step
5鶏もも肉に薄く小麦粉をまぶしておく。箸で鶏もも肉に小麦粉をまぶしてから手ではたくと手にダマになった小麦粉がつかずに薄くまぶせます

とり天の衣がはがれないようにするレシピ♪
鶏もも肉に小麦粉をまぶしておくことでとり天の衣の接着剤の役割をしてくれますので揚げているときも衣がはがれずに仕上がります。
揚げているときに衣がはがれてしまうと鶏もも肉が直接加熱されてしまうので硬くなってしまいます。
step
6小麦粉と片栗粉が入ったボウルに卵液を加えてへらで優しく混ぜ合わせてください。箸などでかき混ぜるとかき混ぜすぎてしまうかもしれませんのでへらがおすすめです。



とり天の衣がサクッとするレシピ♪
小麦粉をかき混ぜすぎると、とり天の衣に粘りが出てしまって仕上がりのサクサク感が弱くなってしまいます。
へらなどで優しくかき混ぜて、天ぷらの衣は粉と卵液が完全に混ざっていなくていいのでかき混ぜすぎないようにしましょう。
step
7170℃に熱した油の中にとり天を入れます。約1分間加熱したら一度取り出して3分間おいて置き中まで火を通します。

とり天の食感を柔らかくするレシピ♪
とり天を揚げ続けて中に火を通すと、「見た目」と「食感」で失敗する可能性が高くなります。
揚げている時間が長いと中に火が通る前に衣が加熱されすぎて焦げてしまうかもしれません。
食感もとり天の中心は柔らかいかもしれませんが表面は加熱されすぎて硬い仕上がりになります。また揚げ続けた分とり天から水分が抜けてジューシーさが薄れてしまいますので
余熱で中まで火を通すことで揚げすぎを防いでおいしい口当たりと見た目になります。
step
8とり天を余熱で中まで火を通している間に油の温度を200℃にします。一度上げたとり天を再び入れて薄くきつね色になったら火を止めてから取り出してできあがり


とり天のサクッと感が長続きするレシピ♪
サクッと感を長続きさせるにはとり天の油切れをしっかりするのが必要です。
高温の油で揚げたとり天はバットに移した時に油切れが良くなります。
また油から取り出すときにとり天の先端だけ5秒油につけてから取り出すと油切れが良くなります。
おすすめの食べ方
とり天につけて食べるとガツンとした味になります。辛いのが苦手な人は一味なしでもおいしく召し上がれます。
レシピのコツ・ポイントおさらい
- 鶏もも肉に砂糖をまぶして漬け込むことで保水力が高まりジューシーさを保つことができます。
- とり天の衣にお酢を入れることで小麦粉・片栗粉の粘り気を抑えることができます。
- 鶏もも肉に薄く小麦粉をまぶすことで衣の接着剤の役割をしてくれます。
- とり天のサクッと感を出すために天ぷらの衣を作るときに混ぜすぎないようにしましょう。卵液と小麦粉・片栗粉が完全に混ざっていなくてもかき混ぜすぎないほうが大事です。
- とり天を170℃で揚げた時に一度取り出して余熱で中まで火を通します。
- 高温200℃の油で二度揚げすることで油切れを良くしてとり天のサクッと感を長続きさせます。
鶏もも肉を使ったレシピ